資料請求サイトを見て思う3つのこと
以前、編集後記で「海外実績は
信じない」( bit.ly/2AGkqry )
の箇所で海外実績には真実ではない
誇張された実績数を表記される
ことがある、と書きました。
残念ながら、本日時点で日本の
予算管理システムを掲載して
いるサイトでも同じように誇張の
導入実績のある製品を
見つけました。
要はその機能数で
その実績は盛ってるでしょ?
ってのが、
実績●●社と記載している、
ということです。
では、そのこともふまえ、
今の日本の資料請求サイトに
ついて思う3つのことを記載します。
(1)
資料請求サイトへの掲載の際に、
公開される内容をサイト側が
事実確認していない
コメント>
掲載している情報はあくまで
ベンダー側の責任、と
言われればそうかもしれませんが
掲載側も事実を確認しないと
ユーザにとって信用すべき
情報サイトと見られないん
じゃないでしょうか。
(2)
記事に引用が無い
コメント>
予算管理システムの選定の
ポイントや比較観点みたいな
記事ありますが、誰が書いているか、
どんな根拠に基づいていた解釈なの
かわかりません。
例えば今、私はメルマガやブログを
日々見てますが、この記事を書いて
いるのはどんな経歴の人か
気になって都度確認をしてますが、
それがサイトに無いと信用すべき
情報なのか判断できないのです。
(3)
成約率が低い
コメント>
これは逆に私が以前ベンダー
として製品を掲載していた
経験からの過去のエピソードですが、
資料請求サイト経由
で来る引き合いはそもそも
成約率が高くありませんでした。
またお客さん側からよく聞く話で、
資料請求した結果各社から
猛プッシュの営業が来て、
この機会を取りこぼすまいと
必死な電話が何件も来る、そうです。
(それでかつ成約率が低い、、)
よって何が言いたいかというと、
資料請求サイト側も情報の質を
上げつつ、成約率を上げる施策を
しないと両者がwinwinにならなく、
不幸なのではないかなーと思います。
今は以前より改善されていれば
いいのですが。。
まとめ)
ということで、誰が書いたか
分からない情報に頼らず、
資料請求サイトの記事は「へぇ~」
と参考程度にし、
自社の管理会計が向上するか
という視点でブレずに
製品との相性を検証すべき、
と個人的には思います。
なお、導入実績が誇張か否か
判断する簡単な見分け方は
皆さんが知っているメジャーな
企業名が事例として公表されて
いるか否か、ですね。
導入実績があれば、大手も
採用しているはずですから。
ただし、大手が採用している=
製品力が高い、とは限らないので
それもご注意を。
あくまで、導入実績を誇張
しているか否かの判断ポイントが
大手があるかないか、ということです。
バックナンバー>
導入事例はあてにならない
bit.ly/2QxId6m
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■■編集後記
海外の調査会社も、内容はまちまち
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では、海外の製品比較サイトの
情報は品質が高いか、
というとこれは時期と観点により
内容はまちまちです。
たとえば、海外でITに詳しい
大手調査会社のレポートで
高評価がついている製品を
検証したところ、
業績管理システムにも関わらず、
バージョンが3つ
(予算、実績、見通し
※見通しは1ヶ月分だけ)
しか持てないのもありました。
業務上、そんなんで回るはずない
だろ?と思いましたが。
やはり、製品選定の評価軸は
大手製品だから良いとか
第三者にゆだねるのではなく、
自社の要求水準に当てはまるか
どうかが大事だと思いますね。
(次回:
受注率の低い提案のパターン)
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閲覧いただきありがとうございます
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発行人:
300社の業績管理仕組み化経験を持つ
小林基樹
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