予実管理とBIの関係とは?BIツールを導入しても効果が出ない事例と理由を解説
予実管理の効率化の手段として、
BIツール(※)の導入を
検討される方を結構見かけます。
(※BIツールとは
Business Inteligenceツール
のことで、
ざっくりいうと
帳票出力システムです)
これ、
本人がBIツールという意識も無く
予実管理の効率化ツールとして
導入を検討している場合も
実は多いです。
BIツールの販売ページを見ると
予実管理を効率化するとどうなるか、
みたいな説明があるので、
てっきり予実の業務範囲を
カバーしていると
思ってしまうのでしょう。
ただし、
BIツールというのは
出力ツールであって、
入力ツールではないので、
予算編成(予算策定)や
予算収集の効率化には
ほとんど役に立ちません。
というわけで、
データの収集に苦労している方には
BIツールの導入には注意することを
おすすめします。
BI製品の特徴を
よく確かめずに導入してしまい、
予実管理や業績管理の効率化が
全く進まないばかりか、
BI導入を承認した際の上司から
「なぜ効率化が進まないのか」
とつめられ、
「入力機能がありませんでしたー!!」
なんて今更言えず、
もんもんとした日々を過ごす、
なんてことになりかねません。
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■■編集後記
BIツールのマーケティング方法
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ではなぜBIツールの販売ページに
予実管理の事が書いてあるか
というと、
Webマーケティング上の範囲を
広げたいからです。
予実管理に関連したキーワードの
検索範囲もカバーすることで
販売ページへのアクセス数を上げる
目的があるのでしょう。
BIツールのグラフの綺麗さや
データ分析のデモの上手さに
うっとりしてしまい、
どの製品が本当に効率化になるか
判断しづらくなった、
なんて相談が昔よくきたものでした。
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閲覧いただきありがとうございます
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発行人:
300社の業績管理仕組み化経験を持つ
小林基樹
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