予実管理の効率化・高度化実践ブログ

経営企画にむけた業績管理業務向上のリアルなノウハウ

PL脳とは?ファイナンス思考とは?

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前回の記事、
投資家と役員の期待値違いと弊害
で、
右肩上がりの業績に注視するあまり、
短期的な成果を優先したり、
経営企画部の負荷が上がる
ケースをお伝えしました。


たまたま記事を書いている時期に、
手に取った本のはしがきに
似た表現があったのでご紹介します。

 

(こういうのをシンクロと
 呼ぶんでしょうか)

 

その内容とは、
朝倉祐介さんの
「ファイナンス思考」
という本に書かれている
PL脳という言葉です。


PL脳とは目先の売上や利益を
最大化することを目的とする
短絡的な思考態度のこと、
だそうです。


そして、
PL脳になると一番多い弊害は
売上至上主義で、
前年対比増を目的化することで
増収増益の維持を
優先した行動をとり、
利益率を悪化させたり、
自社の強みを生かさない施策を打つ
リスクがあると述べられています。


表現は違いますけど、
先日の私の記事に似ている部分が
いくつかあると感じました。


私もまだはしがきを読んだ
程度ですが、
ご興味がある方は本屋で
目次など確認してみては
如何でしょうか。


ちなみに、
本のはしがきの1行目は

 

「日本にはなぜアマゾンが
 生まれないか」

 

という非常に興味を惹かれる
タイトルとなっております。

 

バックナンバー>


投資家と役員の期待値違いと弊害

 
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■■編集後記
 ファイナンス思考とは
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ちなみに、
その本にはファイナンス思考を

「会社の企業価値を最大化するため、
 長期的な目線に立って、
 事業や財務に関する戦略を
 総合的に組み立てる考え方」


「将来的に稼ぐと期待できる
 お金の総額を最大化しようと
 する発想」


と定義しておりました。


なんか本の宣伝みたいに
なってすみません。

ただ、先日の記事にも書いた通り
PL重視すぎる会社が多いのは
私だけでなく他の方も
感じている、という例として
ご紹介したかった次第です。


管理会計の本って
個別具体的な本がなぜ無いか
というと
企業側が公開するモチベーションが
無いからで、
ファイナンスも同様だと
思っていましたが、
こういった具体的な例がある本が
今後も出版されると
読者の方にとって
有益なのではないかな、
と思います。

 

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閲覧頂きありがとうございます
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発行人: 
300社の業績管理仕組み化経験を持つ
小林基樹
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ビジョンは信頼と尊敬を
お互いに持てる関係で
ビジネスを行い、
成長し続けること

 

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