予実管理の効率化・高度化実践ブログ

経営企画にむけた業績管理業務向上のリアルなノウハウ

経営企画部で市場価値が高い人とは?

経営企画 市場価値

 

 

 

今日のコラムは
経営企画部で市場価値が高い人とは?
というテーマです。


実際に①エージェント②現役の成長企業経企
に聞いてきました。 


経営企画部で市場価値が高い人とは


まず、結論から触れておきますと、
数値管理だけでは市場価値は高まらなそうだ、
という見通しです。

 


人材エージェントコメント>


経営企画やファイナンス部門で
採用ニーズ(=市場価値)高いのは

(1)国内外対応経験の有無

 →日系企業だったら、
  海外企業の対応経験があるか否か


(2)数値管理以外のM&A or
 新規事業の立ち上げ経験(=Not総務的)


などの経験の広さが差別化ポイント
となります。

 


現役の成長企業経企コメント>


基本的には募集要項にある事に
集約されると思うが、
シンプルにいうと、

「現場をテコ入れ出来る人」


が欲しい。


事業部の数字を深堀りし、
目標達成のために彼らと
ハンズオンでやってける事。


なので、事業の企画や
運営経験があると良い。

 

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という感じでした。


ですので、冒頭に述べた通り、
市場価値を上げキャリアアップを
考える場合には数値管理に+@があると
よさそうですね。


ちなみに、現役の経企の方が
「これがあったら尚良し」
と挙がっていたのは


・システム運用→マネジメントへの
 情報提供経験

・子会社管理経験

の2点でした。


M&A経験というのは確かにニーズは高いが
M&Aに積極的な時期とそうでない時期もあり、
PMIのような大規模なものでなく、
現地に社員を派遣してマネジメントを
段階的に強化していく手段を取る会社
もあるためニーズは状況による、
とのことでした。

 

 

事業の立ち上げやハンズオン経験も
経企の方はたとえ「やりたい」と
思っても会社のリソースが十分でない場合には
なかなかできるものではないので、
それ自体経験できる機会をまずどう作るか
考える必要がありそうです。

 


バックナンバー>


ベンダー評価のフレームワーク入手方法 

 
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■編集後記 管理部門の市場価値 計測方法
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これまで述べてきた事の情報源は、

・エージェント1人

・私の知合いの経企1人

というn=2の話です。


そこで、調べてみたら
バックオフィスの方の市場価値を
無料で測れるツールを見つけました。

 

管理部門特化型エージェント
【MS-Japan 公式サイト】
(東証一部上場企業)
https://www.jmsc.co.jp/


まだ経企というフラグは無いようですが
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これまでサイトに登録してきた2万人の
傾向にもとづく市場価値が年収として
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尚、会員登録が手間ですが、
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案内情報も流れてくるため
それが嫌じゃない方は
いちど試してみるのもありかと思います。



【MS-Japan 公式サイト】
https://www.jmsc.co.jp/




(次回:管理会計システムは昨対比が苦手)


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本日も閲覧いただきありがとうございました
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発行人: 
300社の業績管理仕組み化経験を持つ
小林基樹
https://www.budgetcontrol.jp/

 

 

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