予実管理をシステム化したいニーズとは(1)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
業績管理の質を上げ、企業の成長を
推進するリアルなノウハウブログ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、小林基樹です。
本日から業績管理業務の効率化や高度化に
役立つ情報をお伝えしていこうと思います。
というのもこの分野、
業務が煩雑で困っている人が多い割に、
欧米に比べて有益となる情報が
国内に非常に少ない!!
限られた時間の中で、少ない情報から、
短期的な視野でシステム導入してしまい、
以前より業務が複雑化するだけでなく、
システムに合わせた運用を事業部の方
が強いられ、結果、
マネジメントがかえって悪化
するケースを
何度も何度も見てきました。
私の実体験をもとに、特定のシステムに
偏らない、なるべく公平な視点で、
業務向上につながる情報提供が
できればと思います。
<本日のブログ内容>
■■コラム
予実管理をシステム化したいニーズとは(1)
■■編集後記
ベンダーの信頼性を見抜く質問は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■コラム
予実管理をシステム化したいニーズとは(1)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【質問】
予算管理、予実管理業務が煩雑で
改善したいと思いご相談しました。
とはいえ、何から手をつけていいか
正直分かりません。
参考までに、どういったニーズを持った
企業がシステム化を検討するか
教えてもらえますか?
【回答】
このご相談は意外と多いです。
実は日本の経営企画部や経営管理部は
人の入れ替わりが割と多く、
新しい担当者の方が何から手をつけ、
どこを改善すると、どう良くなるのか
分からない、
というところからお問い合わせ頂くケースが
増えています。
参考となる相談ケースを記載します。
医療系製造業のご相談ケース>
・予算編成業務に非常に時間がかかっており、
本部側が将来予想をそもそも入手する
までが遅い
・とはいえ、予算編成に割けるリソースが
潤沢でなく、1人1人の負担工数が
多くなりがち
・そのため、お互いのダブルチェックなどが
おろそかになり、
後になって数値の誤りに気付くケースが
散見される
・上記理由から、そもそも業績数値への
信頼性が欠け、
事業部と本部の壁が発生する原因
となっている
・予算の編成や数値集約にリソースが
大きく割かれているため、
実は予実差異などの分析に
理想とする時間を使えてない
・業務負荷やこれまでの会社文化から、
予算編成を現場からの「積み上げ予算」
しか行わず、
業績予測数値に関して、
経営管理部の意思が反映する
余地が無い
尚、コラムのタイトル
「予実管理をシステム化したいニーズとは(1)」
とあるように、
これ関連の疑問は非常に多く寄せられる
ものの、ある程度分類が可能ですので、
シリーズ化してまた記事化したいと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■編集後記
ベンダーの信頼性を見抜く質問は?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
不動産業者の信頼性を見抜く質問は、
「あなたは提案している不動産に実際に
投資してますか?」
では、予実管理システムベンダーの
信頼性を見抜く質問は?
(次回へ続く)
━━━━━━━━━━━━━━━━━
閲覧いただきありがとうございます
━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行人:
300社の業績管理仕組み化経験を持つ
小林基樹
Twitter
⇒ https://bit.ly/2Cl4aNI
facebook
⇒ https://bit.ly/2EAx9iu
LINE
⇒ https://bit.ly/2DqusjF
メルマガ
⇒ https://bit.ly/2SmNNFs